フォトテキスタイルとは
この織物が出来るまで、26年の時間がかかりました。
最初に作られた生地は1986年でモノクロで製作されました。
当時の技術では、巨大なドラムスキャナーを使い、16ビットのコンピュータで長い時間をかけ、一越一越柄を読み込むという、今では考えられない作業でした。
カラーを表現したいという気持ちに対して、ハード(コンピュータ)が追い付いていませんでした。


幾度の失敗を経て
それから26年の年月がたち
まだ、この織物だけが実現できて
いませんでした。
そこから、この織物への挑戦が
始まりました。
カラーを表現する為に、まず最初に考えたのは、織物組織を使用し
経糸の黒で、組織を変えて色を
濃くしたり、薄くするというのを
考えました。
しかし、あらゆる色を表現するのに、横糸を70色近い糸を使用する為実現不可能でした。
(使える色の上限が織機の構造上8色しか使用できないため)
そこで、上限の8色だけで出来るだけ写真に近い方法を考え、色々なテストを行いましましたが、
私たちが思うものとは、全く程遠いものでした。
理想への思い

何度もテストを繰り返し、出来上がった生地を見ては、ため息の
くり返しでした。
もうできないと、諦めたまたま
あったカラーの広告を見てひらめきました。
紙なのにあらゆる色が、なぜ表現できるのか。
そこで考えたのは、新聞紙などの
紙媒体の印刷されているインクを
調べました。
虫眼鏡で見ると、赤緑青の小さな
ドットで構成され、遠くで見ると
カラーに見える。
一歩ですが、進化した瞬間でもありました。

完成。そして
新たな進化
幾度かの失敗を重ね、ついに我々が納得できる生地ができあがりました。
8色の横糸で、プリントにはない独特な生地でありながら、まるで写真のようなリアルな織物が26年の時間を経て誕生した瞬間でした。
それから4年後、それまで8色で
表現していたのを、6色で写真と同じ生地が表現できないかと研究し、6色のフォトテキスタイルが
完成しました。

カスタムオーダーサイト
リアルジャカードについて
この技術を使用して、いつまでも
色あせず、まるで本物のような毛並みを表現したクッションを
オーダーメイドでお作り出来るのがリアルジャカードです。
可愛いペットのお写真をお送りしていただき、クッションの表の色
裏の色、パイピング等
インテリアに合わせ
それぞれカスタマイズできます。
世界に一つのクッションを
お作り致します。